【セブ留学を２回した経験者が語る！】セブ留学って実際どうなの？

こんにちは、ZITO (zitoYMS) です。
今回は「セブ留学」についてです。

私は大学生の時、2016年に１ヶ月間、2018年に３ヶ月セブ留学をしていました。私の初海外はセブでの留学です。とても思い出深い場所です。

留学目的と経験の共有
1. なぜセブ島を選んだの？
2. どのくらいの期間行ってたの？
語学力は上がった？実際セブ留学ってどう？
まとめ

留学目的と経験の共有

なぜセブ島を選んだの？

①語学学校が安い
②マンツーマンレッスンが基本
③アジア圏なので海外初心者にとってはハードルが高くなかった
④色々なアクティビティがあって楽しそうだった

私は「せっかく海外に行くのであれば、学びにしたい！」と考えていたので、最初から旅行ではなく留学を選びました。とはいえ大学生でしたので、いきなりヨーロッパに留学に行くようなお金は当初ありませんでした。それ故に、格安語学学校が沢山あることで有名な「セブ留学」を選びました。

また、当初は「真剣に英語を習得したい！」というより「異文化経験、これをきっかけに経験値を増やしたい！」という思いの方が強かったです。

どのくらいの期間行ってたの？

私は、２０１６年の３月に１ヶ月間と２０１８年の７月〜９月までの３ヶ月間、セブ市内の語学学校に通いました。

なぜ２回目もセブ島にしたかというと、「短期でしっかりと英語力をアップしたかったから」「セブ(フィリピン)が好きだから」でした。

２回目の留学の期間は、本来大学４年生時で就職活動をしなければならない期間でした。ですが「みんな揃って就活の話」「みんな揃って黒いスーツにポニーテール」これに自分は混じりたくないという思いと、納得できない就活ルールに文句を言いながら自分も就活するというのは、自分の生き方に反していたので就活をすることをやめました。結果、その選択は正解でした！

語学力は上がった？実際セブ留学ってどう？

１回目の語学留学

１回目の語学留学は１ヶ月間でしたので、ものすごく上がった！感はありませんでしたが「英語を話すことへの抵抗感」は完全になくなりました。

私は「IDEA ACADEMIA(現在はGLCという名前に変わっているようです)」という語学学校に通っていました。

・１日あたり約６〜８コマをマンツーマン、グループでレッスン
・朝食、昼食、夕食は学校に支払った金額の中に含まれていたので全て無料
・宿泊場所はすぐ近く、１〜３人部屋

一般的なセブ留学だったと思います。とてもフレンドリーな先生が多く、韓国人や台湾人の留学生もいました。とても思い出に残る学校です。

２回目の語学留学

２回目の語学留学は３ヶ月間でしたが「思っていたよりスピーキング力が上がらなかった」が正直な感想です。ただ原因はわかったのでまた後ほどまとめます。

２回目の留学は「サウスピーク」という語学学校に通っていました。
※現在は閉校しているようです。

・日本語禁止
・門限あり
・朝食、昼食、夕食は学校に支払った金額の中に含まれていたので全て無料
・宿泊場所は学校内に寮がある、１〜３人部屋

結構厳しい、ハードな学校だったと思います。それを知ってて敢えてその語学学校を選んだのですが、TOIECは650点→715点までは上がりました。ただ同じ期間通っていて、600点代から800点代に上がった人もいました。TOEICでいえば平均１００点程度上がるイメージです。

セブ島のデメリットとメリット、セブ留学が向いている人

デメリット
・食事や衛生環境は人によってはきつく感じる
・午前中から夕方までレッスンが詰めつめなので平日は勉強だけ
・思っていたより、スピーキング力がつかない

メリット
・TOEICの点数が上がる
・英語を話すことに慣れることができる
・料理や洗濯をする必要がないので、その分勉強にフォーカスできる
・マンツーマンなので、わからなければすぐに聞くことができる
・週末にアクティビティが開催されることが多いので、息抜きができる

結論から言うとセブ留学は「海外初心者で異文化に触れたい人。１ヶ月〜３ヶ月でTOEICの点数を上げたい人、欧米への留学に行く前段階としての利用が最適」です。

私が２回目に３ヶ月間留学した時にスピーキング力が上がらないなと感じたのは３ヶ月しっかり勉強すればペラペラになるとハードルを上げすぎていたことと、勉強法を間違っていました。

とりあえずテキストを解きまくる！リスニングをしまくる！にフォーカスしすぎて、テキストに載っていることを全て覚えたらスピーキング力が上がるわけではないんですよね。

スピーキング力を上げるポイントは「テキストで習ったことを実際に授業で使ってみる」です。
ですがセブ留学では、授業内にテキストの問題を解いていくというレッスンもあります。正直言って無駄な時間です。

セブ留学でよくありがちなのが「授業のコマ数が多ければ多いほど良い」と言うものですが、私の意見としてはそれは違うと思います。

午前中から夕方まで授業を詰め込んでしまうと、夕食後は復習や課題の時間で埋まってしまって、授業中がにまた新しいインプットの時間になってしまい、アウトプットの時間が少なくなってしまいます。たまに友達と夕食に行くとなれば、もっと限られてしまいます。

もしセブ島に留学するのであれば、できるだけコマ数を抑えることがポイントだと思います。そして、授業中に問題を解いていくのはやめて、スピーキングや自分で予習をしてわからなかった部分に授業中はフォーカスすると良いでしょう。

また「異文化を経験する」と言う点においてはすごくよかったなと思いました。セブ島は日本と比較すると衛生環境や生活環境が大きく違います。私はスラムで暮らす子どもたちと交流するボランティアがあったので参加しました。「スラムで暮らすからと可哀想に思う」のは間違っているのでは？と思うくらい無邪気に笑う子供達がいました。本当に色々なことを考えさせられました。

そして、セブ何より海を好きになるきっかけをくれた場所です。今でも鮮明に覚えているくらいに、透き通った海でとても綺麗でした。それがきっかけで今もイギリスで「ブライトン」と言う海の街に住んでいます。